有名な小説「大地の子」

中国残留孤児を主人公とし、中国人として生きる決意をした「大地の子」。実際には日本へ帰国した残留孤児が多かったようです。

帰国事業による残留孤児の選択

有名な小説「大地の子」

かつてNHKで放映された「大地の子」をご覧になった方はいらっしゃったのではないでしょうか。主演の俳優の方は中国語を話せないにも関わらずほぼ完ぺきな中国語のセリフを話していらっしゃいました。私が中国語を教えて頂いた教室はまさに「大地の子」のモデルであった鋼鉄会社でしたので、その会社の保養所の施設でとても安価な授業料で本場の中国人の先生に教えて頂くことが出来ました。

「大地の子」の主人公のように、日本の父親に会いまみえることが出来ても敢えて自分は「中国人として生きる」と言われるのは稀有なケースなのではないでしょうか。多くの残留孤児の方はご本人の帰国をきっかけに一族郎党みな日本にやってきてしまったりします。

現在では経済の発展の目覚ましい中国ですが、残留孤児の方の帰国事業が盛んに行われていた頃は、まだ地方は貧しい暮らしなみの人も多く、日本で暮らすということはまるで夢のような話だったのです。

家族総出ではるばる訪れ、永住の地に選んだ祖国日本は、残留孤児の方にとって、またそのご家族にとってどのような国だったのでしょうか。ちなみに大地の子のモデルと言われる方は山崎豊子氏を相手に事実相違などとして訴訟など起こしていたようです。美しかったであろう事実も、歳月を経て金銭が絡むと争いごとになってしまう、それはとても悲しいことです。

メニュー

Copyright (C) 2010 中国大陸に残された日本人 All Rights Reserved.
婚約指輪の相場